セミナー弦第4回を開催しました。
今回は長楽庵が発題者となり、テーマは「優生思想のいま〜私たちの考え方を振り返る」としました。
私たちの日常生活にも人権侵害を許してしまう雰囲気があると感じ、共通する点を探したいと思いました。
参加された方は3人で、私たち2人と計5人でこじんまりと話しました。
セミナー弦で議論したこと
- 相模原事件の被告の手記を読んだ学生の感想について
- 最近の出生前診断をめぐる動向(参照)日本ダウン症協会「NIPT指針改定をめぐる動きについて」
- ハンセン病訴訟をはじめとする過去の国家賠償訴訟について
- 東京優生保護訴訟について(参照)優生保護法被害弁護団 -
これらの話題を通して、ときどき胸が苦しくなりながら、でも「難しいよね」でとどまらない話をしました。
東京優生保護訴訟の動向については、次の第5回で報告することになりました。
セミナー弦では日頃なかなか時間をとれないけれど、ここに足を運べばいまの情報と考える時間が得られる、そういう場になればと思っています。
次回以降の予定です
- 第5回セミナー、2019年4月8日(月)18時〜「優生思想のいま〜東京優生保護訴訟を傍聴して」
- 第6回セミナー、2019年5月13日(月)18時〜「未定」